前日までは綺麗だった葉っぱが夜中に食べられた、成長を楽しみにしていた苗が無惨に噛られてダメになったという経験はありませんか?それ、ほとんどの原因はナメクジです。
そこで、この記事では不快害虫ナメクジの簡単な撃退方法をお伝えします。
ナメクジの活動時間
ナメクジの体の約95%は水分です。なので、直射日光の当たる昼間はプランターの下や岩影などの涼しい場所に隠れていて、夜になると活発に行動を始めます。
ナメクジの被害
ナメクジは地面を這っているイメージがありますが、植物の茎を登っていって、葉や花、果実を噛ります。
特に気を付けたいのは、ポットで種から苗を育てている場合です。ナメクジは移動速度も早く、新芽が出てきたタイミングで襲われると一晩の内に全滅させられてしまうことにもなりかねません。
ナメクジの撃退方法
塩はやらないように
ナメクジが気持ち悪い、道具を介しても触れたくないからといって、一般的に言われている塩をかける撃退法はやめましょう。ナメクジを塩で撃退するにはかなりの量が必要です。仮にナメクジを撃退できても、土が塩害でダメになってしまうので、この方法は避けてください。
1匹ずつ始末する
私も最初はこの方法をやっていました。夜な夜な見つけてはスコップでブロック塀に擦り付けて始末するの繰り返し。どんなにやりきっても翌日にはまたどこからともなく出てくるので、切りがないので薬の力を借りることにしました。
殺虫剤
まず選ぶ際の注意点として、農薬と天然成分との違いがあります。農薬の場合は植物に影響を与えることもあり、また近くに野菜などを植えていることもあって、今回は天然成分のものを選びました。また、直接噴射して撃退するタイプと毒餌タイプがあり、夜な夜な対決するのも面倒なので毒餌タイプをチョイス。
今回試したのは、住友化学園芸のブラウンベイト。
威力はどう?
天然成分だから効き目は半信半疑でしたが、さすがに虫も本能には勝てないのか植物よりも毒餌に食い付いてくれました。
住みかに戻った頃に効き目が出ると書いてありますが、即効性が高くその場で動けなくなって翌日に乾燥してました。また、同じく大量発生していたダンゴムシ(普段は落ち葉などを食べますが増えすぎると蝕害が出ます)もひっくり返っていたのでかなりの効果を確認できました。
まとめ
いかがでしたか?増えすぎた害虫と1匹ずつと格闘していても切りがありません。植物に被害が出る前に薬などを使って早めに退治しましょう!