【DIY】使わなくなった桐すのこを使ってシューズラックを作る

【DIY】使わなくなった桐すのこを使ってシューズラックを作る

最近は戸建てやマンションにシューズインクローゼットがある間取りが増えてきましたよね。でも、引越していざ使ってみると、デッドスペースが多くて収納に困ったなんて経験はありませんか?

そこで、この記事では、引越し前に押入れやクローゼットで湿気対策に使用していたいた「桐すのこ」をリメイクしたシューズラックの作り方をご紹介します。

設計図を作る

「何をやるにも計画的に!」ということで、クローゼットの内側を測ってぴったりサイズになるように、幅・高さ・奥行きを決めます。そして、一番大事なのが、棚の上下の間隔。今回は、運動靴やスニーカーが対象なので230mm(23cm)にしましたが、ハイカットのブーツを収納したい方は靴の高さに合わせて高さを決めてください。ちなみに、モコモコのムートンブーツなら23cmでも余裕で入りますよ。

難しい構造ではないので手書きでOK

材料を揃える

材料一式

  • 桐すのこ×3枚
  • 杉荒材(角材30mm×40mm)×4本
  • 杉荒材×1枚
  • 釘(#12×65mm)
  • 塗料(キャンドゥのミルキーカラー)
  • 刷毛

費用

桐すのこは家に余っていたので、それ以外に購入した金額は合計1,355円。木材は、パイン材などの成形されたものを購入すると高いので、今回は杉荒材を購入して全体コストを低減しました。

  • 木材×6点:915円(税込)
  • 釘:110円(税込)
  • 塗料×2本:220円(税込)
  • 刷毛×1本:110円(税込)

桐の材質は、軽くて柔らかく、湿気や熱を吸収しないという特長があるので、タンスなどの家具に向いています。なので、着物や貴重品を保管しておくのに桐ダンスとして昔から利用されています。材質的に強いといっても、シューズラックとして雨で濡れたままの靴を置く場合や靴底のドロ汚れが付着することを想定すると、表面を塗料で保護することをオススメします。
木材(支柱部分)

木材の加工【作業時間:30分】

桐すのこのカット

桐すのこの四方の角に支柱を取り付けるので、出っ張っている部分をノコギリでカットします。桐は非常に柔らかいので簡単に切れますが、強度はあまりないのでノコギリはいつもより気持ち細かく上下動させると断面もキレイになります。

支柱を切る

鉛筆で切るところをマーキングした後に、誤差がないか並べて確認。右から2番目の支柱の切る位置のズレを発見したので修正できました。

やすりがけ

ノコギリでカットした部分のバリ取りと塗装が付着しやすくなるように木材の表面をやすりがけ。主な目的はバリ取りなので、表面は入念にやらなくても大丈夫ですよ。それと、角の面取りはしておいた方が、設置後に角に手をぶつけても痛くないのでお勧めです。

塗装作業【作業時間:30分】

キャンドゥで購入したミルキーペイント(2本・16ml)と刷毛を使います。色は、白・黒・茶系のスタンダードなものが売れ筋のようですが、在庫が豊富だった「セラドングリーン」に挑戦。人気色ではないようだったので、不安で画像検索したら、フィンランドの食器メーカー「iittala」では定番カラーみたいだったので安心できました。

チョコミントってこんな色ですよね。一筆目は「これはやっちまったか!?」という印象でしたが、全部塗ると可愛らしくなりますよ。
この色はガーデニング用品にも合うかも。
塗装が終わったら乾くのを待ちます。

釘で固定する【作業時間:30分】

ここでも取り付ける位置を鉛筆でマーキングしたら木材を並べて同じ高さになっているか確かめましょう。今回使用した桐と杉は軟らかい木材なので、釘を力いっぱい打ち付けると割れてしまう可能性があります。力まなくても金槌の重さを利用して釘はすぐに入っていきます。また、金槌がない方や釘打ちが苦手な方は、皿頭のタッピングで代用できます。

棚の位置を決める

当初は、すのこに支柱を付けて簡単に終わらせようと考えていましたが、下の2段の強度を上げるため、下からすのこを支える木を渡すことにしました。塗装後に追加したので、この部分だけ木材の模様が見えちゃってるけど逆にコントラストが可愛らしいかも(笑)。最初はチョコミントっぽい色と思ったけれど、乾くといいかんじの色になりますね。

桐すのこと支柱を固定する

すのこを支柱に固定していきます。下が不安定なので、先に支柱部分に釘をあまく打ってから一気に取り付けます。また、一番上の棚奥に固定する板は、細い釘で固定します。

完成!

シューズインクローゼットでデッドスペースになっていた部分も3階建ての棚で靴がすっきり収納できるようになりました。

まとめ

今回はシューズラックを作って完成としましたが、ステンシルなどを使ってデコレーションすれば、より楽しめます。もっとこだわりたいという方は、是非チャレンジしてみてください。

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